18歳年下の女性に惚れてしまった件について考察する

もう恋なんてしないなんて思いまくって、色恋沙汰はとっくに諦めていたのだけど、今年の4月にわしの職場に転勤してきた27歳くらいの女性に惚れてしまったのだ

とはいえ、決してかなわぬ想い、届かぬ想いだろう。

当たり前だ。
チビデブ顔面奇形で18歳年上のおっさんを選ぶ理由があるだろうか?
いや、ない!

27歳の女性が45歳のおっさんを選ぶ理由などないのだ。

自明の理である。

高橋一生は43歳、飯豊まりえ26歳、結婚したこの2人について考えてみよう。
この2人ですら17歳差だ。
高橋一生ですら17歳差なのだ!!
高橋一生とわしとの差は、ドラゴンボールで例えるとフリーザ最終形態とコミック1巻で出てきた山賊熊くらいだと推測される。

とどのつまり、わしの恋が成就する可能性は0、ゼロの概念を発明したインド人もびっくりの想像を超えた圧倒的な0である。

まあ無理ゲーとしか言いようがない。

惚れてしまった経緯について

4月:働いてる席が少し離れていたので話す機会もなかったし何もなかった。

5月:部署異動がありちょくちょく話す機会ができたのだ。5月の時点では、話をした印象として、「ああ、いい子だなあ」くらいであった。

6月:この月がやばい。席が隣になり、仕事のこととか趣味のこととか話すようになったのだ。
話していくうちに、惹かれる惹かれる。
惹かれまくって胴体と足がちぎれそうになったけど、なんとか踏みとどまったんだ。
「この子はお前のことなど歯牙にもかけていない。お前が話しかけてくるから相手にしているだけだ。勘違いするな。」
このように思うようにしてなんとか6月は過ごした。
とにかく無理矢理にでも諦めるように思考を持って行こうとしたのだ。

7月:わしの席が変更になって離れてしまったのだ。
諦める良い機会だと思ったが、日々会話はするのだからその都度彼女に惹かれてしまう。
しかし、なるべく会話しないようにして3月以前の人生虚無状態に戻るよう努力する。
しかし(二重否定はよくないね)、近くにいるのだから会話する。会話をすれば惹かれる、そのようなことを繰り返しているのが現状だ。

「容疑者Xの献身」の石神の気分だよ。
誰にも相手にされず、職場では疎まれ、休日は店員以外会話はしない、人生に絶望している。
残りの人生、何のイベントもない、老いさらばえて死に近づいていっているだけである。
そんなわしにほんの少し生きる希望を与えてくれたのだ。
大げさだなあ・・・いや、大げさじゃないぞ。これはガチである。
わしには石神のような覚悟は全くないがね。

何をしてるの、考えてるの、気になって仕方ない君のこと
きっと言えるはずもない言葉を、つぶやきながら今夜も眠るの

恋の穴(関取花)

これは関取花さんの「恋の穴」という曲の歌詞の一部分である。
この曲は女が男を想う心情を書いたものだと思われるが・・・
いや、まあさ、キモいのは百も承知で言わせてもらうと、わしの今の心情にぴったりの歌詞だ。

いやぁ、参っちゃうね。本当に、参っちまうよ。

ホールデンもびっくりの That killed me だ。

45歳の完全オワコンのおっさんがだよ!!

わしはきちがいだと思うよ。

ところで、お前にどうにかできるのか?

わしがあと10歳若ければ・・・

と、思いたいところだが・・・

もう一人のわしがこう突っ込むのだ 。
「いや、たとえ今より10歳若くても、お前は何もしないだろ!」

その通りだ。たとえわしが今より10歳若くても何もできないと思う。
それは認めるよ。

わしは奇形だからね
結局は無理ゲーである。

こんなキツい思いするなら出会いたくなかったよ。

今後の展開について考える

早く転勤して別の職場になりたい。

決して手に入れることができない高嶺の花子さんが目の届く範囲に存在するのがつらい。
こんな見苦しい45歳のおっさんはこの世に存在しないだろう。
情けない。本当に情けない。消えてしまいたいよ。

一人で生きていくと決心したじゃないか。

残りの人生、孤独に生きていくしかないのだ。

何も期待するな。この先、お前の人生は何もないのだ。なんのイベントもなく終了するのだ。
だから決して期待してはいけないのだ。

今後の人生において楽しいイベントは何もなく、誰にも気づかれることなく終了するしかないのだ。

なぜこんな惨めな記事を書いたのか?

自分の心の整理をしたかったからなんだな。

以前、「弱者男性でも恋をしたい」というゴミ記事を書いた。

その記事では、わしにとって「100%の女の子」について書いたのだが、今回取り上げた女の子はわしにとって100%の女の子ではない。
だから、会話もできないような、例えば通勤電車でよく見かけるようなレベルであれば全く気にしなかっただろう。

しかし、実際は会話できるという状況がわしを苦しめているのだ。
現実は手に届くはずもないのに、手に届くと錯覚させてしまう今の状況がよろしくないのだ。

だからこそ、今すぐにでも転勤したいのだ。

容疑者Xの献身で石神が湯川に対して「君はいつまでも若々しいな、うらやましいよ」と言うシーンがある。
石神は隣人女性に恋をしてしまったが、容姿が優れない自分にはどうすることもできない悲しさが伝わってきて、とても切なくなる。

わしは奇形だから、石神と同様にどうすることもできない。

改めて思ったのは、わしは奇形を言い訳にして実にさまざまなことから逃げてきたなってことだ。

そして今回も奇形を理由に逃げようとしているのだ。
懲りないねえ。何度同じ過ちを犯すのだろうか。

結局どうすることもできない

下手に行動を起こして失敗するとわしが惨めだし、女の子にも迷惑がかかる。

そうやって今回も逃げるのだ。
わしは逃げる。嫌なことから、自分が傷つきそうなことから逃げ続ける。

逃げて逃げて逃げまくる人生であった。

その結果、崖から落ちていることにも気が付かず、決してまともな人生に戻ることができない状況に陥ってしまったのだ。

まさに自己責任、自業自得。

卑怯者に相応しい末路と言えるだろう。

唯一の慰めとして、【奇形で生まれたから人生うまくいかないのだ】、という言い訳を後生大事にして生き続けるのだ。

なんという惨めな人生だ!!

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