惨めな人間、哀れな人間、可哀想な人間、救いようのない人間・・・
通常よりも劣化した人間はたくさんいるけれど、
どうにも救いようのない致命的に劣化している人間が、確かにこの世に存在しているのだ。
どこかしら
ここにいる。
わしだ。
わしほど惨めで哀れで可哀想で救いようのない人間は日本国中探しても中々見つけられないだろう。
今回は、そんな劣化遺伝子の集大成のようなわしの自己紹介をしようかと思う。
先天性の奇形
これがわしを惨めたらしめている最大の要因である。
Z武氏も先天性の奇形である。
よって、お前はZ武氏よりもひどい奇形なのか!!
と言われたら、何も言えなくなる。
たしかにわしの奇形は日常生活に支障をきたすような奇形ではない。
とどのつまり五体満足である。
しかしわしは鼻がつぶれているので見た目が致命的にやばいのだ。
顔面の奇形である。
顔面の先天性奇形で思い浮かぶのはトリーチャーコリンズ症候群だ。
わしはトリーチャーコリンズ症候群の人を見かけたことが人生で1回だけある。
しかし、わしと同じ奇形の人間とは人生で一度も出会ったことがない。
レア度で言えばわしの方が上だ。
レア物、希少種の劣化人間である。
とても希少な劣化人間なので、死んだら標本にして飾る必要があるんじゃないかな。
書いてた悲しくなってきた・・・
低身長
日本人の成人男性平均身長は170cmそこそこらしいけど、わしの身長は165cmしかない。
つまりホビットで人権がないのだ。
ホビホビ〜ホビホビ〜
とはいえ、わしより小さい人間はそこそこいるし、そんなに悲観することないんじゃないって思われがちだけどね。
まあそうだ。わしより小さい人間もいるだろう。でもね、顔面奇形で、かつ、チビってどうよ?そこまでの人間はいるか?
わしが言いたいのはそこなのよ。個別でみればわしより小さい人間はいるだろうけど、総合的にみてここまで劣化遺伝子の集大成のような人間は存在しないだろう。
いるなら是非会いたい。会わせてくれ、頼むよ〜。
デブ
まあこれは努力でなんとかなることだからね。ここに含めるのはどうかとは思う。それは認めるよ。
でも、それでも、そうは言っても・・・やはり太りやすい体質と太りにくい体質の人間っているじゃない。
そしてわしは案の定・・・太りやすい体質の人間なのである。案の定だ!!
とは言え、これは努力でどうにかなる可能性があるので、努力はしてみるよ。ちなみに今は70kgである。165cmで70kgである。デブだねえ。
まさにホビットwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
胴長短足
悲しいが、胴長短足である。
とにかく太ももが圧倒的に短い。とてつもなく短いのだ!!
武田鉄矢の太ももって見たことある?
なんかのドラマで武田鉄矢が座っているシーンを見て、「これわしの太ももの短さと一緒やんけw」と思ったもんだ。
両親の悪い部分を全て受け継いでいるのだ。救いようがないよ。
HSPと社交不安障害
とにかく気が小さい。常に他人の顔色を気にして生きてきた。
人に頼み事をするのが嫌だ。頼み事をするくらいなら自分でやってしまった方が楽だ。
HSPなのかもしれない。繊細さんかもしれない。
ゆる言語学ラジオの堀元氏は、繊細さんとは無能の言い換えであると言っている。
的を射た言い換えであると思う。
わしは無能だ。わしは本当に無能だ。無能すぎて嫌になる。無能という事実から目を背けたい。しかし、無能であることは純然たる事実であるからどうしようもない。
この圧倒的な動かすことのできない事実を前にしては絶望以外に存在し得ない。事実は事実、それに立ち向かうことは不可能だ。そもそもそんな努力もできない。
強くなろうとはした。何度かメンタルを鍛えようとはした。
しかし無理だった。
ところでHSPの他にもう1つ障害を持っている。
それは社交不安障害だ。
大勢の人の前で話すとき、手が震え、動悸が激しくなる障害だ。
人前で話す時に緊張する人間はいくらでもいるだろうが、多くの人は場数を踏むことによって慣れるものだ。
しかし社交不安障害の人間は決して慣れることはない。少しウィキから引用。
社交不安障害患者が強い不安を感じる場面として、最も多いのが「見知らぬ人や、少し顔見知りの人との会話」と「人前での発言・スピーチ」、次いで、「権威がある人(社会的立場が上の人)との面談・会話」、「会社で電話をとる」、「受付で手続きをする」、「人前で文字を書く」、「人前でご飯を食べる」、「会食やパーティに参加する」などである。
このような場面で社交不安障害患者には、さまざまな症状が身体に現れる。強い不安を感じる、強い緊張を感じる、頭が真っ白になり何も答えられない、声が震える、声が出ない、手足の震え、めまい、動悸、口が渇く、赤面する、汗が出る、吐き気がする、胃のむかつき等の症状がある。
Wikipediaより引用
この症状は場数をふみことによって改善するものではない。この症状とは生涯付き合っていくしかないのだ。ワイパックスという薬で多少は緩和できるが、副作用がきついのよね。
HSPと社交不安障害であることと、わしの外見が通常の人間より激しく劣化していることにより自分への自信が損なわれていることは関係しているのではないだろうか。
わしは関係があると確信している。
いや、関係していると思いたいのかもしれないね。
自分が劣化人間であるから、HSPや社交不安障害になったのだ、と思い込みたいのだろう。
皮膚が弱い(アトピー、脂漏生皮膚炎、乾癬、その他)
昔から皮膚が弱かった。
ガチのアトピー患者ではないが、子どもの頃から手荒れがひどかった。手にヒビがあって常に痛かった。だから砂遊びなんかできなかったな。本当に辛かった。
冬場なんか常にヒリヒリしていた。運動会の綱引き合戦の後の手荒れの酷さときたら、もう目も当てられなかったよ。痛い痛い。
40過ぎたいまでも手荒れがひどい。
子どもながらに思っていたよ。
なぜ自分だけ、鼻が潰れていて、低身長で、手が荒れているのだろうか・・・
1つ、2つくらいの劣等的特徴は誰でもある。しかし自分は、自分だけは何個もある。なぜなんだ・・・・
いくら考えても答えは出ない。
誰も答えは知らない。
答えではないが、1つの理不尽な結論がある。
とどのつまり、運が悪かっただけだ。
運なのであれば、諦めるしかない。
手荒れ以外では、社会人になってからだが、脂漏生皮膚炎が発症し頭に湿疹ができるようになった。
頭皮のあちこちが炎症を起こし赤くなっている。これによりとても痒いし、皮膚がポロポロおちる。
一般的にフケと言われるものであるから、不潔に見える。
また、乾癬も頭皮にできるようになった。
頭皮だけでなく左腕とヘソの近くにもできるようになった。
もうどうにでもなれやw
花粉症
主にはスギ花粉だ。泣きっ面に蜂とはこのことじゃないか。
スギ花粉症の人は日本人の4人に1人はいるらしい。
そりゃいるだろうよ。25%の確率くらい受け入れろってか?
じゃあ言おう。
花粉症で鼻が潰れていて低身長で・・・・ってことだ。わしが言いたことはわかるだろう。
まさに劣化遺伝子の集大成のような人間だ。
その他の劣等
顔がデカい
顔が四角くてでかいのだ。想像してごらん。
低身長で胴長短足でデブで顔デカのおっさんを・・・・
もしわしがそんなおっさんを見かけたら腹の底から大笑いするだろう。
仮性包茎
日本人の8割くらいは火星人らしいけど、低身長で鼻が潰れていて花粉症で・・・・ってこと。複数の劣等的特徴を備えているわしはまさに超希少種だよ。
1つくらい優等的特徴がないのかよ・・・
酒好き
いつも飲み過ぎてしまう。
酒を飲むと、お金を使うし健康に良くない。
百害あって一利なしだ。
そんなことは百も承知だ。しかし、飲んでしまう。
アルコールを受け付けない体質で生まれていたらどれだけ良かったことか・・・
亀頭包皮炎
もうどうにでもなれってくらいに嫌になるが、亀頭包皮炎となってしまった。
これは40歳になる前に発症したんだけど、原因は不明。
しかし、どうせもう使う機会もないだろうし、いまさら劣等的特徴が1つ加わったくらいでは人生に影響ない、と思うしかないね。
これだけ劣等的特徴があるのに、優等的特徴が何もない
物事には良い面もあれば悪い面もある。
世の中そんなものであると思う。
だが、わしはどうだろう。
これまで挙げてきた通常の人間より劣っている特徴に対して、逆に通常の人間より優れている特徴があるだろうか。
わしは考える。
しばし考える。
長考する。
そして出した結論が、
“そんなものはない”だ。
やれやれ。本当にないんだな。びっくりだよ。
本当に日々生きているだけで辛い。もう人生オワコンだよ。
まとめ
以上がわしの自己紹介だ。
通常の人間より劣っている特徴をひたすら挙げてきたが、いかがでしたか?
体重や酒飲みとか、一部は自身の努力でなんとかなるものもあるが、ほとんどは努力ではどうすることもできないものばかりである。
身体的特徴なんてどうにもならん。
そんな状況であっても懸命に生き続けてきたわしに拍手を送って今回は終わりとしたい。
コメント