ワイパックスという向精神薬を知っているだろうか。
飲むことによって、不安な気持ちを解消してくれる(気がする)薬だ。
今回はワイパックスの愛飲者であるわしが、この薬で救われた事例を紹介したいと思う。
ワイパックスとは
引用すると、
このお薬は、おだやかな作用の心の安定薬です。不安や緊張感をやわらげ、気持ちを落ち着かせます。神経症やうつ病など精神的な不具合にはもちろん、心身症のような体の不調が前面にでる病気にも使われます。心身症は、精神的な要因や自律神経の乱れがもたらす心と体の病気です。たとえば、ストレスで血圧が上がったり、胃腸の調子が悪くなったり、心臓がドキドキしたり、また、女性では生理不順を起こしたりします。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1124022.html
実際の処方例としては、上記のような心身症や不安神経症、パニック障害など各種の不安障害を中心に、自律神経失調症、更年期障害、うつ病や不眠症、統合失調症や躁病の急性期などに処方されています。 さらに、筋肉をほぐす作用があるので、緊張型頭痛や頸椎症、腰痛症、肩こり、けいれん性の病気などに応用されることも多いです。このように、この系統の薬は副作用が少なく安全性が高いこともあり、各診療科でいろいろな病気に幅広く使われています。
こんな感じである。
極度の緊張状態の緩和
大勢の人の前でしゃべるとき、または何かをするとき等々、程度の差はあれど、人は緊張するものだと思う。
わし個人の場合でいうと、鼓動が激しくなり、手が震えてしまう。
蛇足ではあるが、わしは過去に社会不安障害と診断されたことがある。
しかし、ワイパックスを飲むと緊張状態を緩和して、安定して行動ができるのだ。
とにかく落ち着いて行動できるようになる。
これは非常に大事なことである。
副作用
残念ながら物事には光があれば、影もある。
薬も同様に良い効能があれば、副作用があるのである。
この系統の優れた特徴として「安全性が高い」ということがあげられます。重い副作用はほとんどありません。比較的多いのは、眠気、ふらつき、けん怠感、脱力感などです。これらは、それほど心配いりませんが、車の運転や危険な作業は控えたほうがよいでしょう。また、とくに高齢の人では、転倒につながったり、昼間からボーッとしてしまうことがあります。このような場合は、服用量を適切にコントロールする必要があります。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1124022.html
安全性が高いといっても、むやみに量を増やしますと、薬に頼りがちになり やめにくくなってしまいます。決められた範囲内で服用するようにしましょう。また、定期服用中に急にやめると反発的な症状がでることがあります。イライラ、不安感、ふるえ、かえって眠れない・・といった症状です。自分だけの判断で止めないで、医師の指示のもと徐々に減量すれば大丈夫です。
わし個人でいえば、眠気が強く出る傾向にある。
「傾向」という表現をしたのは、眠気が出ないときもあるからだ。
どういう時に副作用が出るのか、その時の体調なのか、服用前後に食べた物なのか、その辺のところはまだ分からない。
それともう1つ、眠気が出ているとき、少しの間(ほんの1〜3分くらいだと思う)であっても夢を見るのだ。それも妙にリアルな夢だ。なので、寝言を言ってしまうのではないかと心配している。今のところ寝言を言ったことはないが、いずれ言ってしまうかもしれないと心配している。それくらいリアルな夢だ。
ワイパックスの入手法
保険医療機関から処方箋を出してもらい薬局に行けば入手できる。
一般的には、心療内科で受診して、鬱っぽいこと、心配していること、極度のあがり症であること等々を伝えれば処方箋を出してもらえるだろう。
間違ってもネットなんかで手に入れては行けない。
違法である。
まとめ
今回は怒りとは関係のない記事ではあったが、感情をコントロールするというカテゴリーでは同じなのではないかと思う。
怒るということは、何かしら不安を感じていることの裏返しではないかと考えているからだ。
ワイパックスは使い方を間違えなければ有用な薬である。
是非みなさんも、いざというときのために飲んでみてほしい。
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